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2008年10月23日 (木)

既存作品に見るストーリー構成/劇場版ガンバの冒険4

ノロイ島到着から決着まで

ガンバ一行、ノロイ島の対岸まで到着も潮の流れが急で泳いでわたるには無理と判断。付近を飛んでいたオオミズナギドリに運んでくれるよう頼む。特に交渉過程を描くことなく海を渡るが飛行中にノロイとの対決することへ感銘を受けたこと、困ったら再び呼べとの会話で一定の進行上の説明を述べる形。

島に到着したガンバたちは慎重に進むもノロイの手下である通常のイタチに見つかり逃げ回る。とりあえず一度逃げ切ったような場面を挟み、リスタートといった形で動いてる中でノロイと遭遇。月の後光に射されながら登場のノロイはやはり特別な演出を思わせる。

その姿に魅入られたガンバはフラフラとノロイの目の前へといってしまう。ジワジワと傷つけるガンバにヨイショの「尻尾を立てろ」の掛け声、尻尾を立てたガンバは我に返り、ガンバたちは再び逃げ回る。なんとかイタチが入れないスペースへと逃げ込こんだガンバたち。そこには花が添えられており、イタチの入れないスペースに花があるということは「仲間がいる」とガンバたちが沸き立つ中、忠太の姉、シオジの登場。忠太感激、ガンバ頬を染める中、島のネズミたちの隠れ家でのガンバたちの歓迎のシーンへと映る。

粗末ながらも多くの食料を差し出されて迎え入れられたガンバたちだが、その食料が島のネズミたちの最後のたくわえであった。新たな食料と隠れ家を求めて今の隠れ家を離れることとなるが、ノロイたちが待ち構える。島のネズミたちが何匹か犠牲になる中、ガンバたちは逃げ進む。

なんとか、浅瀬の岩礁にイタチの入り込みづらいスペースを見つけ逃げ込むガンバたちだがそこには当然食料を探しにいける環境ではない。近い位置に対岸があり、そこにいけば食料もあるとのこだが岩礁と対岸の間にはハヤセガワと呼ばれ潮の流れが激しくネズミはおろかイタチでもわたれる状況ではなかった。

前にはノロイたち、後ろには潮の流れと二の足を踏んでいる中、ノロイたちは襲撃を開始。篭城的戦闘が繰り広げられ、一進一退の攻防が描かれるが、間隙をぬったイタチがネズミの戦力が集中していない穴から侵入を試みる。それに気付いた島のネズミたちの長である長老が身を挺して防ぐ。攻防の結果ノロイたちを追い返すことに成功。歓喜に湧くも長老の受けた傷は致命傷であった。

危篤状態の長老はシオジの歌が聴きたいと懇願。シオジが泣きながら歌い皆も咽び泣く中、長老は静かに息を引き取る。悲しみにくれる中、ガクシャはシオジの歌ったハヤセガワの歌詞に着目。歌詞からの考察によるとハヤセガワの潮の流れは年に一度少しだけ止まり、沖へ渡ることが可能。その時期はまさにこの後すぐというものであった。実際、潮の流れが止みガンバたちは脱出計画へと動く。

沖へと泳ぎだすネズミたち。ガンバたちは最後に出発し、潮の流れた付近でノロイたちを待ち構え、沈める作戦を取る。自分たちは以前世話になったオオミズナギドリに拾って貰うため、忠太のみ呼びに行く別行動をとる。

誘い込みを開始するガンバたち。各仲間がストップモーションで絶望や希望を述べるセリフを述べていく演出的要素もある。いったん沖の島に着いた一般のネズミたちがガンバたちがオトリになっていることに気付いて引き返したり、オオミズナギドリを探す忠太のなど一連の展開がなされ、潮の流れが再び戻り敵味方ともども飲み込まれていく。

そこへあおり1、あおり2、真正面の3連カットとBGMでオオミズナギドリを引き連れた忠太が登場、次々と仲間を引き上げる。ガンバも引き上げられたがしつこくノロイも水面から這い上がってきたため再度ノロイに飛びつき潮に飲まれていった。

場面も静まり、夜だった頃から陽が射しはじめる。仲間が悲しみくれる中、海から太陽を背に輝く姿が。ノロイだった。逃げ惑うネズミたちに猛進を始めるノロイの背中にはしっかりとガンバは噛みついていた。暴れ狂うノロイに仲間たちがいっせいに噛み付いたことでノロイは本当の最後を迎えた。そして、別れのシーンとなり惜別しつつも忠太を除くガンバ一行はまた海へと出発していく。ある程度沖に出たところでイカサマがシオジに関してガンバをからかったためドタバタした雰囲気の中物語は終了となる。

・・・あらすじだけでもクソ長いな。HPの方で収められるのかしら。。。とりあえず一視聴者としての最終的感想はやはり最後が急ということ。結局半年間(?)のテレビ版を90分にまとめるには無理があるのではないかと。とはいえ、ところどころカッコいいシーンもありストーリー的というよりもビジュアル的に燃えられました。ただその感想はガンバたちではなく情景やノロイというのはいいんでしょうか?w月明かりに登場するノロイ・朝日を背に這い上がったり再び倒れるノロイはベタですがいいです。ネズミを救いに再び登場するオオミズナギドリの1・2・3ハイ的なカット割での登場もいいです。

と言うことは結局は演出が多大な影響を与えるのかな?実際ガンバたちの行動そのものには演出要素があまり感じられませんでした。名台詞といわれる「尻尾を立てろ」は度々出てくるのですが主役・仲間にライトアップされた見た目的演出は感じづらいのです。

まぁ、色々噛み締めつつホームページ用に編集していきます~。クソ長くなりそうな気もしますが根性のある人は更新した際には目を通してやってくださいまし。

漫画考察 - 漫画の描き方を考える -

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