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2010年1月22日 (金)

よく見る演出を考える/繰り返し・手法編

今回は繰り返し要素として使われている主だった演出を箇条書き的に列挙してます。

●同じ構図の繰り返し
人物ではさりげない動きの描写を伝えるためだったり、圧倒的な力の表現に使われたりと対極的な使用が多いかもしれません。前者は無表情から怒ったり笑ったりの変化、後者は静の状態から爆発シーンが起きたり、居合い切りとかだとキャラクターは動かずとも対象物は次のコマで真っ二つなど。いずれにせよ「明確にその状況を示す手法」と思われます。さりげない動きでもハートウォーミングな作品であれば重要な演出となります。よつばと! なんかがそうかもしれませんね。

同じ構図でも引き絵からアップ絵への変化、またその逆。というアレンジバージョンなどもあります。強調要素が上がるものと思われます。

●言葉・口癖の繰り返し
キャラクターの口癖はその人の個性・性格設定をより高めたり、それを糸口にストーリー展開させることが可能です。要所要所に散りばめておくことでその言葉で話の収拾をはかることも可能であり、作り手の高い手腕によっては心地よい読後感を提供できる可能性を秘めています。

●行動の繰り返し
勧善懲悪系によくみられる演出でしょうか?いわゆる必殺技や水戸黄門の印籠といった絶対的なアイテムの提示で話の決着を図ります。もちろん話の糸口とすることも可能ですので基本的には言葉の繰り返しと同じ属性であり、両方を絡めて高度な演出に持っていくことが面白い作品作りの手がかりの一つになるかもしれません。

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