さて、漫画投稿目標に向けて前回のネーム作り冒頭部分の方針で子供が吹っ飛ばされる描写から始めたわけですが、実際に描き終えたのは5ページ途中までで子供と主人公が会話を始めようかという部分までを描いた感じです。
まず5ページ途中までの経緯は親は子供を強くしたいのだが一向に強くなる気配がないので、強くなるために無理やり集中させるために子供の好きな本などを処分してしまうと。その処分先が主人公で処分するときも息子は号泣してやめるよう懇願している。その姿を主人公も見ているので何をやらかしたのかと妄想を広げる。で、その妄想がやや脱線気味で一人の世界に入ってるときに諦めきれずに追いかけてきた息子が声をかけ・・・という部分までです。
妄想をさせるという意図には「感受性の強さ」を表現させるためであり、イコールキャラクター性の表現をしようという方針です。で、脱線気味の妄想をコミカル調に描くことで読者にも読みやすくなっていただこうと。
で、その妄想中の絵自体は既に別の回収処理作業をしているシーンを描く事で時間の経過も表現できるので、すぐ息子が主人公に声をかけるシーンも描け、後を追っかけるなどの無駄な描写も省くことを狙いました。
ここまでを描いたわけですが、こうして文章で整理した感じだと妄想シーンが弱いのでもうちょっと描き込んでみようかなと。そしてこれ以降の進め方としては息子が声をかけた瞬間、主人公は作業中であり不意を疲れてビクッとし、コミカル調なノリで腰を痛めさてます。。
これを元に肩を貸すために子供とともに主人公の家に行き、主人公の能力披露、親しくなる接点の描写をしようと思っているんですが、リアルなノリだとろくに知らん人の家について行っちゃいけないだのの制約はあるので、やっぱその場なりちょいとした空き地スペースとかがいいのかなw
なんにせよここでの焦点は主人公と子供がまず意気投合すること。そして、主人公の特殊な能力っていうのをどれだけ晒すのかって言うことと捉えています。まず、何か特別なことをしたって言う雰囲気は腰を治す行為で表すわけですが、その行為が何なのかを聞かれたとき、ごまかすか、真実を伝えるかで分岐が分かれそうです。
まず、ごまかした方向をとると「気合気合」みたいな精神論をいうことでごまかし、後々の「思うことの大事さ・信じることの大事さ」のような王道チックなテーマの複線にはなりえます。一方で隠したいのにやすやすと目の前でやったという矛盾もありますが、子供だから容易にごまかせるとふんだ的な言い訳でも通用するのかな。。。
それに対して、はじめから特殊能力の真実を伝えると、子供が感銘し「僕を強くしてください」という弟子っぽい修行ストーリーともうひとつは、言われたところで特殊すぎて信用するわけもなく、そんなのありえないというやや冷め切った子供の感情を披露して子供のキャラクター性、そして自身の身の上も話し始めるというものです。これをみると場面の信憑性、今後のスムーズな展開を期待させる上でも素直に能力を話すも子供は信用しないという展開がよさそうですね。これを基に描いて行ってみます。
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